2025年11月1日(土)より、新しい肺炎球菌ワクチン「キャップバックス®筋注シリンジ(PCV21)」の接種を開始します。
◆キャップバックスとは
2025年8月に承認された新しい肺炎球菌ワクチンで、全国で自費接種として利用可能になりました。
これまでの「ニューモバックス(PPSV23)」などではカバーしきれなかった型も含め、21種類の肺炎球菌に対応しています。
また、キャップバックスは「結合型ワクチン(PCV)」であり、免疫が長く持続しやすい特徴があります。
1回の接種で終生免疫が得られるとされており、5年ごとの再接種は不要です。
◆このような方におすすめです
①ニューモバックスをまだ接種されていない方
65歳の方:定期接種(公費助成)の対象となるため、まずは「ニューモバックス(PPSV23)」の接種をおすすめします。
※公費補助は65歳時の1回限りであり、それ以降は自費接種となります。
それ以外の方:公費対象外のため、キャップバックス(PCV21)の自費接種をおすすめします。
(より多くの型に対応し、1回の接種で長期の免疫が期待できます)
②すでにニューモバックスを接種された方
前回の接種から1年以上経過していれば、キャップバックス(PCV21)を追加接種として受けていただけます。
※キャップバックス接種後は、ニューモバックスの5年ごとの再接種は不要です。
◆接種概要
・接種開始日:2025年11月1日(土)〜
・接種回数:1回(追加接種不要)
・費用:14,000円(税込・自費)
・予約方法:お電話 0566-82-8200 または窓口にてご予約ください。
「新しい肺炎球菌ワクチン希望」とお伝えください。
※本ワクチンは任意接種(自費)であり、公費助成の対象外です。
※注射部位の赤みや腫れ、軽い発熱などの副反応がみられる場合がありますが、多くは1〜2日で治まります。
◆肺炎球菌とは
肺炎の原因菌の中で最も多いのが「肺炎球菌」です。
健康な方ののどにも存在しますが、免疫力が低下すると肺炎や敗血症、髄膜炎などを引き起こすことがあります。
特に高齢の方や持病をお持ちの方では重症化しやすいため、予防が重要です。






